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 越前ガニの価格は大きさや重さによっても異なります。
 「活目」つまりゆでガニでない、生きている状態のカニでは
 重さ1キロのもので全長70センチのものだと平均15000円、
 1.2キロのものだと平均20000円前後します。
 
 しかし越前ガニの価格はいつも一定の値段ではありません。
 地元で水揚げされたカニの価格を見ても時期によって
 大きく差があります。越前ガニの漁解禁日は
 毎年11月上旬から翌年3月です。
 
 15000円するカニだと、解禁月である11月は15000円ですが
 12月に入ると2万円前後します。ピークは1月で25000円ですが、
 2月に入ると2万円、それ以降どんどん価格は下がり安いのです。
 
 漁が終わる3月下旬が最も安く10000円になります。
 このように時期によっても価格の変動は、「へ」の
 字になり価格の差が大きいのがわかります。
 インターネットやテレビなど様々なメディアにある通信販売の価格は
 、価格の変動に左右されずにいつも一定です。なぜなら通信販売は、
 カニが一番高い1月に合わせているからです。つまりカニ漁で盛んな
 地元では観光客は、相場で購入することが可能です。
 
 しかし通信販売で購入する方は最も高くなる時期以外は、
 かえって損をしてしまいます。